人工膝関節置換術について

 

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広島総合はりきゅうマッサージ協会ゆたかの吉岡です。

今回は人工膝関節置換術についてお話していきます。人工膝関節置換術とは、変形性膝関節症や関節リウマチによって傷んで変形した膝関節の表面を取り除いて、人工関節に置き換える手術です。膝のどこの部分を人工関節にするのかというと、大腿骨部・脛骨部・膝蓋骨部の3つの部分になります。この3つの組み合わせがなめらかな膝の動きを再現します。

また、人工膝関節置換術には種類があります。全置換術と部分置換術です。全置換術は名前の通り、膝関節全体を人工関節に置き換えます。部分置換術は、膝関節の傷んでいる部分だけを人工関節に置き換えます。それにより、置き換える人工関節の大きさは通常の約半分のものを用いるため、皮膚の切開や骨の切除量が少なくなり、患者様の負担が減ります。

部分置換術の適用のめやすは膝をしっかりと伸ばすことができる、O脚やX脚の程度が軽い、膝の内側または外側のみが痛む、関節リウマチではない、膝の靭帯に以上がない、膝の靭帯には異常がないなどがあります。

手術後に気をつけることを説明します。正座やあぐらは人工関節に大きな負担がかかるため、できるだけ避けてください。家事では、常時10キロ以上の荷物をもたないようにしましょう。着替えでズボンやパンツは必ず腰掛けてはいてください。また、足を入れる順番は最初に手術した足から入れてください。脱ぐときはその逆の順番で行ってください。

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